背伸びのままで。

良い話題があった時に更新します。

数えてみると、具体的でおそろしかった

あと人生残り何時間だとか何日だとかいう風に考えてもあんまり実感が湧かないんですが、ふと、身の回りの色んな回数を数えてみたら、考え方が変わりました。

あと、回数の話だけだと退屈だったので、関連してそうでしてないようなリンクもペタペタ貼りつけました。

 

人と合う回数

毎日たくさんの人とすれ違っていて、家族や職場の人など毎日会う様な人とは何十回も何百回も会っていることになりますが、定期的に会うことのない人たちと会うときに、「死ぬまでにこの人とあと何回会えるんだろう」と考えるようになりました。会いたいか会いたくないかは関係なく、不定期に合う人で死ぬまでに10回は会うだろうな、となんとなく自信があるのは、オリタくんとクワバラくんぐらいな気がしています。逆に、仲良く話したり遊ぶような人でも、よくよく考えてみたら10回以上会っている人って意外と少ないと思います。
そういうことに気付いてから、これはシンガーのよういんひょくくんが言っていたことだと思うのですが、「この人と会うのはこれで会うのが最期かもしれない」という感覚がよく分かるようになりました。それからは前よりも遠慮が少なくなったような気がします。

 

季節を過ごす回数

子どもと季節行事を楽しんでいる時に、死ぬまでに自分はだいたいあと50回ぐらいしかこの季節を過ごすことはできないし、親離れ・子離れが早いと、あと15回ぐらいしか子どもと過ごせなくなるのだろうなと考えるようになりました。冬をあと50回過ごすぐらいなら冬寒くないところに住みたいなぁ、とかも考えます。「あと何年」とか考えてもなにも感じないのですが、「親と過ごす正月はあと半々ぐらいの確率で20回無いかもしれない」とか考えると少しドキッとします。

いつの間にか四季のことを分かっているような心地がしていても、まだ30回ぐらいしか経験していないんですね。それぐらいしか経験していないのに、何を偉そうに、と感じます。

 

 

スマートフォンを起動している回数

一日に何十回、何百回とスマートフォンを起動しています。その中で大半が特に何の目的もなかったり、特に何の情報も得られないで終わります。情報の回転数が多いものに触れれば触れるほど、無駄な確認を行ってしまう回数が増えてしまいます。時には役立つ情報に出逢う可能性もありますが、役立たなかった行為の回数を考えると、相当に無駄なことをしているなぁと感じてしまいます。懐かしさを蘇らせるだけのスキャンダルなんか気にしたって何の楽しみにもならないのは知っているのに。

あと、絶対この調査の起動回数ウソだろ。

■年末年始、10代の平均的なスマホ起動回数は6.5回で、祝日・休日を下回る

年末年始における、10代の1日あたりの平均的なスマートフォン起動回数は6.5回で、12月の年末年始の時期になる前の休日・祝日の平均的な起動回数7.2回(2014年12月度調査)を下回りました。一方、20代は年末年始6.1回に対して休日・祝日の平均起動回数は5.9回、30代は6.8回に対して6.1回と、年末年始の方が平均起動回数が多い傾向にありました。

年末年始のメディア接触時間は、「テレビ」が「スマートフォン」を抜き、トップ|株式会社ジャストシステムのプレスリリース 

 

寝る回数

軽く10,000回ぐらいは睡眠を取ったことになるでしょうか。いやー、よく10,000回も目覚められたなぁと思います。意識がなくなる状態に10,000回も移行して、あんな無防備でなんの反応もできない状態から10,000回も生き残れるなんて感慨深いです。


人生において「起きる回数」と「寝る回数」って、どっちが多いのですか? - Yahoo!知恵袋

 

音楽を聞ける回数

これはitunesで再生回数が出るようになったころから気付いていたことなんですが、いくら好きな曲でも、1日ずっと繰り返し聞いても5分の曲なら300回も聞けないんですよね。ものすごく好きな柴田淳の曲を、寝ている時も起きている時もリピートし続けていたのに再生回数が3日で500も行かなかったことは衝撃でした。回数を知って、「儚いなぁ」とかなり強く思いました。100回以上歌ったことのある歌ってそう無いんじゃないでしょうか。映像作品なども同じで、Youtubeなどデジタルなプラットフォームができてから、その作品の長さも可視化されるようになりました。その結果、あと何回見れるかというのを概算してしまい、その少なさに愕然とするようになりました。

JUN SHIBATA official website - 柴田淳オフィシャルウェブサイト

 

無駄にいい格好しようとする回数

いい格好しようとして、大した利益も享受できないことが一日に一度はある気がします。大した成果も得られないのに頑張った経験は、いやに記憶に残るので厄介です。もうこれくらいで止めればいいのに、回数の話を始めてしまったがために、アイデアも枯渇しているのに、いい格好しようともっと探そうとしてしまう自分に嫌気が差します。

ええかっこしい - 日本語俗語辞書

 

まとめ

大事なことって意外と少ない回数しか経験できないし、くだらないことって意外と多くやってしまっていることに気づきました。最期に脱線してしまいますが、色々数えてみて、天文学的な数字は苦手だと再認識しました。聞いた瞬間に圧倒されて感情が追いつかなくなります。ついでに天文もおそろしくて苦手です。星も宇宙も地球も、ちょっと怖い。