背伸びのままで。

良い話題があった時に更新します。

人付き合いとZMOT

昨日、発信することで良いことがあると書いたのですが、関連して最近感じる自己紹介の形について書こうと思います。

結論から言うと、今では人と会う前から自己紹介が始まっているということです。
ブログや書籍を持っていなくてもFacebookやLinkedInを通して人の情報や主張、ステータスがある程度分かるようになっています。
コミュニケーションを取る前から、相手が話したいトピックや興味の対象の予想がつくということも珍しくはありません。
実際に採用活動に携わる人の多くがWeb上の行動や情報を観察しているでしょうし、普段の生活でも「あの人がFacebookで言ってたけど…」みたいな会話もよくあります。
もし多くの人がこれを実践しているとすると、購買行動以外でもZMOT(Zero Moment of Truth)の重要度が上がっているということだと思います。

smmlab.jp

つまり、会う前から、話す前から、意思決定されているということです。
話す前に、相手の最近の様子を見て話のトピックを決めていくとか、逆にWebで発信を見つけて事足りたとか、Webで攻撃的すぎて会うのをやめたとかいうことは、ごく現実的な話だと思います。
発信する側としては、「この程度しか考えてないのか」と思われる可能性もあるけれど、いちいち自己紹介しなくて済むというメリットを得られることもあります。
といった風に、人付き合いは、会う前から決まっていることも少なくない、ということを最近よく感じるようになりました。
 
要するに、ZMOTってカッコいい響きなので言いたかっただけです。